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2009.12.19

未明の雪道

お待たせしました、おっさん祭りリク最終!
リク終わってもおっさん祭りは終わらないんだぜ!
っていうか常におっさんに熱上げてる。
Turtles Foreverで本当の本当にちみっとしか出なかったおっさんにキャー!!言うてましたからね。
でもとりあえず一区切り。お付き合いありがとうございました。





■未明の雪道(RL)





二度と会うまいと決別した兄弟とばったり出会った。
そうは言っても狭い島でのこと、思いがけず会うこともあった。それでも二人っきりになることはなかったし、すぐにどちらかがその場を去ることが常だった。
それが今日は違う。
十字路で出会ってからどちらも道を違えようとはしない。

「お前がこんな朝早くに起きだしてるなんて珍しいな。……ああ、だから雪が降ってるのか」
「うっせえ用事があんだよ。お前こそ毎朝毎朝ランニングなんてよくやるぜ」
「あいにく今日のランニングはもう済ませた。俺も用事があるんでな」

――《用事》。
こんな早朝に同じ方向の先にある用事なんて、さらさら偶然にあるものではない。
同じミッションか。
両者、口にはしないがそう確信した。
ということはこの先目的地までずっと一緒。
顔も見るのも嫌だというのに、目的地までの道程のことを思うと途方もなく思えて気が重くなり、自然に歩が早くなる。
二人して黙々と歩いた。
ざくざくと雪を踏みしめる音が重なって響いた。横が気になって落ちつかない。沈黙も痛い。ただただ目的地はまだかと思い速度をあげて進むばかり。
しばらくして、早歩きからもはや競歩の域にまでスピードをあげた頃に、とうとう沈黙に耐えられなくなったラファエロが音をあげた。

「別の道から行けよ!」
「なんで俺が。そう言うお前が違う道で行けばいい」

ほら、とレオナルドは横から生えた小さい通りを示した。

「遠回りになんだろ。お前があっち行け」
「この年にもなってワガママか? ラフィー」
「ラフィーって呼ぶな!」

通りざまにくずれた壁の上に積もった雪を掴んでレオナルドのにぶつけた。
レオナルドは怯みもせずに手でパッパッと雪を払った。
怒ってすぐに噛みついて来るかと思っていたラファエロは、いなされた気がして舌打ちを打って視線を足元に向けた。
その瞬間、首筋に冷たい衝撃を受けた。
横を見ると、しれっとした顔で歩くレオナルド。

「テメェ!」

血の沸くまま、ラファエロはその澄ました顔に再び雪を投げつけた。
次は間を置かずにすぐさま反撃が繰り出された。
その反撃にラファエロがまた反撃をする。それにレオナルドがまた反撃。
雪のちらほら降る未明の道に雪を踏む音とぶつける音が延々と続いた。





「なんなの? あんたたち」

結局、雪まみれで鼻の頭を真っ赤にさせた二人は、集合場所で待っていたエイプリルを呆れさせる羽目になった。










+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
漢さんリクありがとうございました!
「ミッション前、集合場所に向かう途中、いつもなら会わないのにRとLがバッタリ会っちゃって、集合場所まで行くまでの間のなんとやらみたいな」というリクでした。
なんとやらってこんなんでいいんでしょうか。なんとやらになってますか。
ムカついたから雪ぶつけあうなんて、40を超えたおっさんのやることとはとても思えませんね!
そんなティーンよりもガキっぽいおっさんとかダメ……ですかね?

リク主様のみお持ち帰りOKです。
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